📊 数字で見るヤマダHD
ESや面接で使える数字と、給与・採用データの実態。「薄利多売の家電量販で年収は上がるのか」にも正直に答える。
知っておきたい数字
事業別売上構成(概算・2025年3月期)
国内外の家電・PC・スマホ・白物家電販売。直営売り場面積287万㎡
注文住宅・分譲住宅・リフォーム。2025年3月期売上917億円(+14.1%)
リユース・リサイクル、金融サービス、不動産
※ 日本基準。セグメント構成は決算短信・決算説明会資料に基づく概算。
給与・待遇
| 平均年収 | 519万円(有価証券報告書ベース) |
| 初任給(大卒) | 月253,500〜272,000円(2026年4月予定) |
| 初任給(短大・専門) | 月229,000〜247,500円(2026年4月予定) |
| 賞与 | 年2回(夏・冬) |
| 住宅補助 | 借上げ社宅・住宅手当あり |
| 社員割引 | グループ店舗での購入割引 |
※ 初任給は基本月額+地域手当・一律手当の合計。地域によって異なる。リクナビ2026掲載データ。
採用データ
| 採用規模 | 数百名規模(非公開) |
| 文理比 | 文系中心(家電好き・提案営業志向) |
| 採用方針 | 学歴フィルター弱め。家電への興味・提案意欲を重視 |
| 勤務地 | 全国(総合職)/ エリア限定選択可 |
業績推移(直近3期・3月期・日本基準)
| 2023年3月期 | 2024年3月期 | 2025年3月期 | |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 1兆5,539億円 | 1兆5,919億円 | 1兆6,290億円 |
| 営業利益 | 389億円 | 415億円 | 428億円 |
| 営業利益率 | 2.5% | 2.6% | 2.6% |
| 当期純利益 | 240億円 | 240億円 | 269億円 |
※ 安定的な増収増益基調。2026年3月期は在庫処分等で純利益が下方修正見通し(一時的要因)。住建・環境事業の成長が継続中。
家電量販業界 比較
| ヤマダHD | ビックカメラ | ヨドバシ | ノジマ | |
|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 1.6兆円 | 9,600億円 | 7,800億円 | 5,700億円 |
| 営業利益率 | 2.6% | 約3% | 約4〜5% | 約3% |
| 平均年収 | 519万円 | 約680万円 | 約680万円 | 約570万円 |
| 住宅事業 | あり(ヤマダホームズ) | なし | なし | なし |
| 立地特性 | 郊外ロードサイド型 | 都市型駅前 | 都市型駅前 | 関東郊外中心 |
※ 各社直近通期決算ベース。年収は各種推計データ。
ひよぺん対話
平均年収519万円って小売業の中で低い方?
ぶっちゃけ小売業の中で低め。PPIH694万円、ニトリHD781万円と比べると100〜200万円差がある。ヨドバシカメラも推計650〜700万円で、家電量販の中でもヤマダは低い。
理由は「店舗スタッフ(パート・アルバイト含む)が多く、平均を引き下げている」こと。正社員だけで見ると400〜500万円スタートでも、店長・バイヤー・管理職になると600〜800万円以上に伸びる。昇格すれば報われる構造ではあるが、そこに到達するまでが長い。「最初から高い年収」を求めるなら正直向かない。
営業利益率2.6%って低くない?家電量販って儲からない業界なの?
家電量販業界全体が薄利多売のビジネスモデルで、利益率は低い。ヨドバシが約4〜5%、ビックカメラが約3〜4%なので、ヤマダの2.6%はやや低め。
原因は①競合との価格競争とEC(Amazon等)のプレッシャー、②ヤマダホームズの収益化コスト(2025年3月期でようやく黒字化)、③LIFE SELECTへの改装投資。
成長戦略が実ればくらしまるごとシナジーで利益率は改善できるはずで、「今は投資フェーズ」と捉えて将来に期待する視点も面接で使える。
採用人数ってどのくらい?文系でも入れる?
採用数は毎年数百名規模(非公開)で、家電量販の規模に合わせた大量採用。文系が圧倒的多数で、理系は家電の技術知識が必要な職種に限られる。
難易度は「日東駒専〜MARCH」レベルで勝負できる。学歴フィルターはほぼない。ただし「家電への本気の興味」は必須——「なんとなく就職したい」では面接を通過しにくい。家電が好きで、住宅×生活提案への興味を語れる就活生が評価される傾向がある。