仕事内容を知る——東武鉄道
スカイツリー・日光・百貨店——鉄道以外の事業が多い東武。入社したらどんな仕事をするのかを解説。
プロジェクト事例
東京スカイツリータウンの集客戦略
東京スカイツリー(東武100%子会社運営)を核に、東京ソラマチ(商業施設)・すみだ水族館を一体運営。インバウンド客の増加に合わせて多言語対応・ナイトタイムコンテンツを強化中。
スペーシアX×日光リブランディング
2023年投入のスペーシアX(新型特急)でカフェカウンター・プライベートルームを実現。SL大樹も含め「乗ること自体がエンタメ」の体験を創出。日光のホテル・温泉施設のリニューアルと連動し、「世界遺産+温泉+豪華列車」の総合観光パッケージを展開。
東武百貨店 池袋店の運営
百貨店業界でもトップクラスの売上を誇る巨大店舗。池袋駅に直結する好立地。食品フロアの集客力が特に強い。百貨店不況の中でもインバウンド需要と食品の強さで健闘。
事業セグメント
運輸事業
通勤・通学・観光客東武スカイツリーライン・東上線・日光線など総延長463.3km(私鉄最長)の路線網。浅草・池袋を起点に北関東(埼玉・群馬・栃木)をカバー。スペーシアX・SL大樹など観光列車も充実。
レジャー事業
観光客・ファミリー東京スカイツリータウン・東武ワールドスクウェア・東武動物公園・日光の温泉ホテルなどを運営。営業収益1,756億円でグループの主力セグメントの一つ。
不動産事業
テナント・住宅購入者浅草・北千住・大宮などの駅周辺開発、賃貸マンション・オフィスビルの運営。アーバンパークライン沿線のニュータウン再生も推進。
流通事業
消費者東武百貨店(池袋・船橋)・東武ストアなどの小売事業。池袋店は百貨店業界でもトップクラスの売上。食品フロアとインバウンド需要が好調。
ひよぺん対話
東武って事業が多すぎない?入社したらどこに行くの?
確かに幅広い。東武鉄道本体に入社すると、運輸・不動産・企画のいずれかに配属されることが多い。レジャー事業(スカイツリー)や流通事業(百貨店)はグループ会社が運営しているから、そこに関わりたい場合は出向や転籍になる。「東武鉄道」と「東武グループ」の違いを理解しておくのが大事。
スカイツリーの仕事って楽しそう!
スカイツリーは東武タワースカイツリー株式会社(東武100%子会社)が運営。イベント企画・テナント管理・インバウンドマーケティングなど華やかな仕事も多い。ただし年間500万人の来場者対応は大変で、安全管理・混雑対応など地味な仕事も山ほどある。「楽しそう」だけでなく「施設運営の裏側に興味がある」と言えると面接で良い印象になるよ。
路線が長いと保線の仕事も大変そう...
そのとおり。463kmの路線を維持管理するのは大変なコスト。特に北関東の郊外区間は利用者が少なく、赤字路線もある。でもそれは裏を返せば「効率化・DX化の余地が大きい」ということ。東武はAIを使った保線予測やスマート駅の導入を進めている。技術系の仕事に興味があるなら、「鉄道インフラのDX」は面白いテーマだよ。