働く環境とキャリアパス
静岡の製造業と歩む銀行員としてのキャリア——コース選択と年収の実態を正直に解説する。
キャリアステップ
1〜3年目
現場で基礎を固める
- 窓口・テラー業務で銀行の基本を習得
- 先輩行員の製造業顧客への訪問に同行
- 銀行業務検定(法務・財務・税務)の取得
- 静岡の産業構造(自動車・楽器・食品)を学ぶ
4〜7年目
担当顧客を持つ・専門性を磨く
- 中小製造業30〜50社を担当する行員として独立
- 設備投資融資・M&Aの提案を自分で担当
- FP・中小企業診断士の資格取得
- 「ムーブスタイル or ホームスタイル」でキャリアパスが分かれる
8〜15年目
リーダー職・専門領域への深化
- 主任・係長として後輩指導へ
- 法人専門・海外業務・本部などの専門職へ分岐
- 年収700〜900万円のゾーンに入る
- 一部はしずおかFG本部・清水銀行への出向も
16年目〜
支店長・管理職
- 支店長として地域顧客・行員を束ねる
- 本部役員・経営企画への登用も
- 年収900〜1,100万円水準
- 地方創生・産学連携などの地域課題にも関わる
研修・育成制度
新入行員研修
銀行業務の基礎・コンプライアンス・静岡の産業構造を集中研修。製造業の基礎知識も学ぶ。
業界研究・工場見学
担当産業(自動車・楽器・食品等)の工場見学や業界セミナーへの参加を通じて、顧客理解を深める。
海外研修制度
タイ・ベトナムなどアジア主要都市での短期研修。静岡企業の海外展開支援に直結する実践研修。
キャリアコース選択
「ムーブスタイル(転勤あり・高処遇)」と「ホームスタイル(地域限定・安定)」から選択できる制度。
向いている人・向いていない人
向いている人
- 静岡・浜松で長く働きたい人
- 製造業・ものづくりに関心がある人
- 深い顧客関係(事業承継・M&A)に携わりたい人
- 地銀の中でも高い年収・水準を求める人
- 海外進出支援など幅広い業務に関心がある人
向いていない人
- 東京・大都市でバリバリ働きたい人
- 外資・投資銀行レベルの高年収を目指す人
- 最新デジタルサービスを毎日使う仕事がしたい人
- 製造業・地域経済に全く関心が持てない人
ひよぺん対話
静岡銀行の「ムーブスタイル」と「ホームスタイル」って何?
コース選択制度で、ムーブスタイルは転居転勤OKの代わりに処遇が高く、ホームスタイルは転居転勤を個人の同意が必要にする代わりに若干処遇が下がるという違い。初任給もムーブスタイル28万円 vs ホームスタイル25.3万円と差がある。「地元に絶対残りたい」人はホームスタイル、「キャリアをどこでも積みたい」人はムーブスタイルが合う。どちらを選ぶかで後のキャリアに影響するから、入行前によく考えて。
静岡銀行の年収ってどのくらい?地銀の中でも高いの?
平均年収は約753万円(日経新聞のデータ)で、地銀の中では高い水準。横浜銀行(770万円)と近い。初任給は2025年から28万円(ムーブスタイル)と地銀としては高水準。製造業の豊かな地盤が銀行の収益を支えているので、地銀の中でも「稼げる銀行」の部類に入る。