仕事内容を知る——シャープ
BtoC消費財のマーケティングから、BtoB高精度パネルの技術開発まで。AQUOS・ヘルシオ・ディスプレイ・ビジネスソリューション——シャープの仕事は幅広い。
プロジェクト事例
次世代AQUOSテレビの商品企画・マーケティング
OLEDや量子ドットを使った高付加価値AQUOSテレビの商品企画。市場調査→コンセプト設計→量販店への提案まで担当。「なぜシャープのテレビを選ぶのか」を消費者視点で突き詰め、国内付加価値ゾーンのシェア回復を目指す。
ヘルシオの欧州・アジア市場への展開
独自の過熱水蒸気技術を持つ調理家電「ヘルシオ」の欧州・東南アジア市場への展開プロジェクト。現地の食文化・調理習慣のリサーチ、機能カスタマイズ、現地代理店との連携まで担う。
車載用有機ELパネルの開発・供給
EV・自動車の高級化に伴い急増する車載用ディスプレイ(インストゥルメントパネル・後部座席モニター)向けの有機ELパネルを開発。高温・振動・長寿命という車載特有の厳しい要求に応える。
中小企業向けオフィスDXソリューション提案
複合機+クラウド文書管理+電子契約をパッケージで提案するオフィスDXの案件。スキャン→クラウド保存→承認フロー→電子サインまでをシャープの複合機とシステムで一括提供。
事業領域詳細
ブランド事業
一般消費者・家電量販店・キャリア(スマートフォン)シャープの顔となる消費者向け事業。AQUOSテレビ・AQUOS(スマートフォン)・白物家電(ヘルシオ・プラズマクラスター等)の3本柱。
- 国内テレビは付加価値ゾーン(10万円超)でシェア回復中
- 白物家電はヘルシオ(調理)・プラズマクラスター(空気)で差別化
- スマートフォンは国内3キャリアで販売。フラッグシップから廉価機まで
- 海外(欧州・東南アジア)でもブランド展開
ディスプレイデバイス事業
スマートフォンメーカー・自動車メーカー・鴻海グループ有機EL・液晶ディスプレイパネルの製造・販売。スマートフォン向け(鴻海グループ含む)・車載向け・PC向けにBtoBで供給。パネル市況の影響を受けやすい。
- 亀山第2工場は2026年に鴻海へ譲渡予定(不採算拠点の整理)
- 車載・産業向け高付加価値パネルにシフト中
- 技術者のニーズが高い事業領域
ビジネスソリューション
中小企業・自治体・教育機関複合機・プロジェクター・電子黒板・ファクシミリなどのオフィス向け機器とDXソリューション。BtoB安定型の収益貢献。
- 複合機はクラウド連携・ペーパーレス対応で進化中
- 電子黒板(BIG PAD)は学校・官公庁向けに展開
- 中小企業DXサポートで新たな収益源を構築中
コーポレート・管理部門
社内各事業部・鴻海グループ経営管理・財務・人事・法務・調達・グローバル企画。鴻海グループとの折衝や経営再建を支えるポジション。
- 鴻海との英語・中国語でのコミュニケーションが発生
- 調達部門は鴻海グループのスケールメリット活用
- 事業再編・コスト改革のプロジェクトに携われる
ひよぺん対話
シャープって、入ったら「再建」の仕事ばかりするの?暗くない?
(笑)それは面白い視点。確かに「経営再建中」とはいえ、現場の仕事は普通にAQUOSを売ったり、ヘルシオの新製品を作ったりという日常業務がほとんど。「再建してる感」を毎日意識する仕事ではない。
むしろ、コスト意識が強くなって仕事が引き締まったという声が多い。「これは本当に必要?」「この事業は黒字化できる?」という判断が早くなった。経営危機を経験した会社ならではのリアルなビジネスの厳しさを、若いうちから経験できる環境ともいえる。
ディスプレイ事業って工場ばかり?技術者じゃないと関われない?
ディスプレイ事業の製造・品質・技術開発は理系が主役。ただし事務系もBtoB営業・調達・輸出管理・プロジェクト管理で関わる。自動車メーカーやスマホメーカーとのビジネスは規模が大きく、英語力+技術知識+交渉力が問われるやりがいのある仕事だよ。
ただ、この事業はパネル市況(液晶・有機ELの需給バランス)に業績が左右されやすいリスクもある。安定した収益のブランド事業と、高付加価値で差別化するディスプレイ事業の両方を理解しておくと、面接でのシャープ理解度が深まるよ。