💼 仕事内容を知る
BD直販・ORBISのD2C・肌科学研究——ポーラ・オルビスグループで働く「4つの事業領域」と仕事の具体像。
BD直販・カウンセリング ORBIS事業 D2C・EC・通販
油分オフブランド Jurlique等海外 オーガニック・プレミアム
海外市場展開 研究開発 肌科学・エイジングケア
素材研究・処方開発
プロジェクト事例 — 若手はこう関わる
POLA BA(ビーエー)シリーズ リニューアル — 最高級ラインのブランドを守り進化させる
「BA(ビーエー)」シリーズはPOLAの最高価格帯ライン。5〜7年ごとのフルリニューアルは何万名のBDと数十万名の既存顧客への説明・引き継ぎまで含む全社プロジェクト。科学的な処方の刷新と、「伝わるストーリー」の設計を同時に進める。
ORBISアプリ × LTVマーケティング — 「一度買ったお客さんにずっと来てもらう」仕組み
ORBISはEC・アプリからの定期購買をビジネスの核に置く。顧客のLTV(ライフタイムバリュー)を最大化するために、購買履歴・肌診断データを活用したパーソナライズ提案・ステップメール・定期購入促進を行う。「1回の販売」ではなく「長期の関係構築」がデジタルマーケターの仕事の本質。
肌の老化メカニズム研究 — 「なぜ肌が老化するか」を解明して新処方に落とし込む
ポーラ化成工業(グループの研究開発・製造拠点)で行われる基礎研究。肌の老化・シミ・シワのメカニズムを分子レベルで解明して、新しい有効成分・処方を開発する。研究から商品化まで5〜10年かかることもある。国際皮膚科学会での論文発表も行うアカデミック志向の高い研究職。
Jurlique(ジュリーク)の海外成長戦略 — 赤字ブランドを立て直す
オーストラリア発のオーガニックスキンケア「Jurlique(ジュリーク)」は2025年も営業赤字が続いている。「どのマーケット・どのチャネル・どの商品で勝てるか」を再定義する戦略立案が喫緊の課題。グループのプレステージポジションを活かしながら、持続可能な収益モデルを作る。
事業領域マップ
POLA事業
エイジングケアに敏感な女性(主に35歳以上)全国約2,500店舗・数万名のビューティーディレクター(BD)によるカウンセリング直販が最大の特徴。BAシリーズ・リンクルショット等の高価格帯スキンケアが主力。2025年の新社長就任後、「直販チャネルへの再投資」で原点回帰。BD一人ひとりのLTV向上を経営指標に据えたマーケティング改革を推進中。
ORBIS事業
20〜40代の敏感肌・機能重視の女性D2C・ECが主チャネルの中価格帯スキンケアブランド。「油分オフ・さっぱりした使い心地」という明確なコンセプトで差別化。アプリ・顧客データを活用したパーソナライズ提案とLTV(顧客生涯価値)最大化が競争優位の源泉。2019年にブランドリニューアルを行い、デジタルネイティブ世代への訴求を強化した。
Jurlique・THREE・海外事業
海外プレミアムスキンケア顧客Jurlique(豪州・オーガニック)・THREE(オーガニックプレミアム)・DECENCIA(敏感肌専門)等の多ブランドを展開。Jurlique・THREEは2025年も赤字が続く課題ブランドで、収益改善が急務。全体では海外売上比率は低く、POLAの国内直販に依存する構造が続く。
研究開発(ポーラ化成工業)
社内マーケター(各ブランドチーム)グループの研究開発・製造を担うポーラ化成工業が中心。エイジングケア・美白・敏感肌領域の皮膚科学研究と処方開発。国際的な学術誌への論文掲載数で業界トップ水準を誇る。「Multiple Intelligence Research Center」でHDが研究を統括し、グループ全体の競争力を強化。
ひよぺん対話
「ビューティーディレクター(BD)」って何をしてる人?社員とは違うの?
BDは独立した個人事業主的な立場でポーラの化粧品を販売する人で、正社員とは違うよ。全国に数万名いて、自分のお客さんを持って直接接客・カウンセリングを行う。POLAの商品をBDが購入して販売する「代理店モデル」が基本。一方、ポーラ(株式会社)の正社員はBDを支援する本社機能(マーケティング・商品企画・研究・販売支援等)を担う。就活で受けるのは本社の正社員採用。「BDを支える仕事をしたい」なら本社、「自分がお客さんに直接届けたい」ならBDという構図だよ。
ORBISって何がすごいの?ECサイトなんてどこでもやってるじゃん
ORBISのすごさは「ECから始めてLTVで勝つモデルを早期に確立した」点。2000年代にカタログ通販で積み上げた顧客基盤をECに移行し、今はアプリ×定期購買×パーソナライズ提案のD2Cモデルが完成している。普通のECサイトは「一回買ってもらうこと」に必死だけど、ORBISは「一度ついた顧客に10年・20年使い続けてもらうこと」に集中している。顧客の購買データ・肌診断履歴が蓄積されるほどパーソナライズ精度が上がり、競合に乗り換えにくくなる。これが差別化の本質だよ。