PFNの仕事内容を知る
AIチップからLLM、自動運転から小売DXまで。少数精鋭の研究者集団が取り組む仕事の中身。
プロジェクト事例
PLaMo大規模言語モデルの開発
日本語に強い国産大規模言語モデル(LLM)の研究開発。事前学習・ファインチューニング・RLHF(人間のフィードバックによる強化学習)を行い、金融特化版や翻訳サービスとして製品化。
MN-Core AIプロセッサの設計
電力効率に優れたAI専用プロセッサの設計・開発。MN-Core 2(7nm)の外部販売を2024年に開始。ソフトウェアとハードウェアを高度に連携させ、他社チップでは実現できない計算効率を追求。
自動運転AIの研究開発
トヨタ自動車と協業し、自動運転に必要な認識・判断・制御のAIを開発。カメラやLiDARのデータから周囲の状況を認識し、安全な運転判断を行うモデルの研究。
チェーンストア向けAIソリューション
2024年10月に開始した小売業向けの業務改善AIサービス。需要予測・在庫最適化・発注自動化などをAIで実現。PFNの技術を「実際に使えるサービス」として提供する事業化の柱。
事業領域の詳細
基盤技術開発
社内・外部パートナーPLaMo(LLM)、MN-Core(AIチップ)、PFCP(AIクラウド)の研究開発。AIの「基盤レイヤー」を自社で垂直統合する戦略の中核。世界トップクラスの研究者が集まり、論文発表やOSS貢献も活発。
職種: 機械学習研究者、コンパイラエンジニア、ハードウェアエンジニア、SRE、データエンジニア
産業AI(自動運転・ロボ・創薬)
トヨタ、ファナック、国立がん研究センター等提携先の大企業と共同で産業別のAI技術を開発・実装。自動運転(トヨタ)、ロボティクス(ファナック)、創薬(国立がんセンター)が3本柱。研究成果を実際の産業に落とし込む「社会実装」が使命。
職種: 研究者(コンピュータビジョン、ロボティクス、バイオインフォマティクス)、エンジニア
リテールソリューション
チェーンストア(小売業)2024年10月に開始したチェーンストア向けのAI業務改善サービス。PFNの技術を製品化し、安定した収益源を確保する事業化の柱。需要予測、在庫最適化、発注自動化などを提供。
職種: MLエンジニア、ビジネス開発、プロダクトマネージャー
ひよぺん対話
PFNに入ったら具体的に何するの?研究だけ?
「研究だけ」ではないけど、研究の比重は非常に高い。大学の研究室に近い雰囲気があるよ。ただし大学と違うのは「研究成果を実際の産業に使ってもらう」ことが求められること。トヨタの自動運転に使われるAI、ファナックのロボットに搭載されるAI——「論文を書いて終わり」ではなく「動くものにする」のがPFNの仕事。
最近はPLaMoやPFCPのようなプロダクト開発も増えてて、研究者だけでなくプロダクトエンジニアやSREの需要も高まってるよ。
自動運転ってもう実用化されてるの?
正直、完全自動運転(レベル5)は世界的にもまだ実現していない。PFNが取り組んでるのはトヨタとの協業で、部分的な自動運転(レベル2〜3)の技術開発が中心。「研究しているけど製品になるのはまだ先」という段階のものもある。
これがスタートアップの面白さでもあり怖さでもある。10年研究して製品化できないリスクもある一方で、成功すれば世界を変えるインパクトがある。「確実に成果が出る仕事」をしたい人にはPFNは向かないかもしれない。
MN-Coreって何?なんでAI企業がチップ作ってるの?
AI計算にはGPU(NVIDIAのチップ)が使われるのが一般的だけど、PFNは「AIに特化した自社チップ」を作ってる。なぜかというと、NVIDIAのGPUは汎用的だけど、AI計算だけに特化すれば電力効率を大幅に改善できるから。
MN-Core 2(7nm)はGPUと比べて消費電力あたりの計算性能が高いのが売り。これをPFCPというクラウドサービスに搭載して外部に提供してる。チップ+クラウド+LLMを全部自社で持つのは世界的に見てもOpenAIやGoogleくらい。日本企業では唯一無二だよ。