日本オラクルの仕事内容
データベース世界1位×OCI急成長——「自社製品を売る・導入する・進化させる」外資ITメーカーの仕事。
プロジェクト事例で見る仕事のリアル
メガバンクのOracle DB → OCI移行提案
オンプレミスのOracle DatabaseをOCIに移行する提案。年間ライセンス費用の最適化、DR(災害復旧)体制の強化、AI機能の活用をパッケージで提案。数十億円規模のマルチイヤー契約を目指す。
大手製造業のOracle ERP Cloud導入
オンプレミスのSAPやレガシーERPからOracle Fusion Cloud ERPへの移行プロジェクト。会計・調達・製造の業務プロセスを再設計し、クラウドネイティブな基幹システムを構築。
OCI上でのAI/ML基盤PoC
顧客企業がOCIのGPUクラスターで生成AIモデルをトレーニングするPoCを実施。AWSやAzureとの性能・コスト比較を含め、技術的な検証レポートを作成してセールスの受注を支援。
既存Oracle DB顧客のクラウド活用推進
既にOracle Databaseを利用している大手企業に対し、Autonomous Database(自動運用DB)やAIベクトル検索などの新機能を提案。契約更新率の向上とアップセルを推進。
職種マップ
セールス(アカウントマネージャー)
大手企業・官公庁向けソリューション営業新規開拓+既存顧客の深耕: 金融・製造・流通・公共などの大手企業に対し、OCI・Database・SaaS(ERP/HCM)をパッケージで提案。1人あたり担当顧客は5〜10社
チームセリング: SE(技術担当)・コンサル・パートナー企業と連携して提案。「一人で売る」のではなく「チームで受注」する文化
数字へのコミット: 外資IT特有のクォーター(四半期)ノルマあり。達成度に応じてインセンティブが大きく変動
コンサルタント
OCI移行・ERP導入・DB最適化導入コンサルティング: Oracle Cloud Applications(ERP/HCM/SCM)やOCIの導入プロジェクトで、業務要件定義→設計→構築→テスト→移行をリード
SIerとの違い: 自社製品の導入なので、製品開発チームに直接フィードバックできる。「使う側」ではなく「作る側に近い」コンサル
専門性: ERP、HCM、SCMなど特定領域のスペシャリストとしてキャリアを築く
ソリューションエンジニア(プリセールス)
技術提案・デモ・PoC・アーキテクチャ設計セールスの技術パートナー: 営業提案の技術面を担当。顧客のCTOやエンジニアに対し、OCIやDatabaseの技術的優位性をデモ・PoCで証明
最新技術に常に触れる: OCI新サービス、Autonomous Database、AIベクトル検索など、リリース前の新機能をいち早く触れるポジション
エンジニアと営業の橋渡し: 技術力とコミュニケーション力の両方が求められる
カスタマーサクセス
既存顧客の利活用最大化・更新・アップセル「売って終わり」ではなく「使って成果」: 契約後の顧客に対し、Oracle製品の活用度を上げるための提案・トレーニング・定期レビューを提供
更新率の向上: サブスクリプションモデルのため、契約更新が生命線。顧客満足度を数値化して改善サイクルを回す
アップセル: 利用中の製品に加えて、新機能やOCI移行を提案
ひよぺん対話
オラクルの「セールス」って飛び込み営業みたいなこと?
全然違う。オラクルのセールスは「エンタープライズ営業」——1社あたり数千万〜数十億円の大型案件を、半年〜1年かけてチームで受注する仕事。飛び込みどころか、アポイントメント1つ取るのにも社内承認が要るレベルの重要顧客を担当する。
具体的には、顧客のIT投資計画を理解し、Oracle製品でどう課題を解決できるかをSE(技術)・コンサル・パートナーと連携して提案する。面白いのは四半期ノルマの達成度で年収が大きく変わること。目標200%達成すればインセンティブも2倍——年収2,000万円超も夢じゃない。
コンサルタントとSIerのコンサルって何が違うの?
大きな違いは「自社製品のプロ」かどうか。
・SIer(NTTデータ等)のコンサル: Oracle、SAP、Salesforceなど複数ベンダーの製品を「使って」顧客のシステムを構築する。広く浅い知識が求められる
・オラクルのコンサル: Oracle製品「だけ」を深く極める。製品の開発チームに直接「この機能を改善して」と言える立場。メーカー側のプロフェッショナル
どちらが良いかは好みだけど、「1つの製品を世界レベルで極めたい」ならオラクル、「いろんな技術を組み合わせたい」ならSIerが向いてるよ。