📊 数字で見る日東電工
ESや面接で使える数字を完全整理。「営業利益率20%の高収益メーカー」を数字で体感する。
知っておきたい数字
事業セグメント別売上
約4,280億円——偏光フィルム・光学フィルム(スマホ・TV・タブレット向け)
約2,724億円——半導体封止材・電子部品用テープ・自動車用テープ
約779億円——医療用テープ・RO膜・経皮吸収製剤
業績推移(直近3期)
| FY2023 | FY2024 | FY2025 | |
|---|---|---|---|
| 売上収益 | 約8,029億円 | 約7,476億円 | 7,783億円 |
| 営業利益 | 約1,634億円 | 約1,193億円 | 1,529億円 |
| 営業利益率 | 約20.4% | 約16.0% | 19.7% |
※日東電工は3月決算(IFRS)。FY2024はスマホ・TV市場軟調で一時的に利益率が低下。FY2025はAI・半導体需要の回復で復調。
給与・待遇
| 平均年収 | 834万円(平均年齢40.9歳、有価証券報告書より) |
| 初任給(学部卒) | 月額約220,000〜230,000円(勤務地・職種による) |
| 初任給(修士了) | 月額約240,000〜260,000円(勤務地・職種による) |
| 賞与 | 年2回(業績連動) |
| フレックスタイム | 研究開発職等で導入 |
| 年間休日 | 約120〜125日 |
| 主要勤務地 | 大阪府茨木市(本社・中央研究所)、豊橋・尾張一宮(工場)、東京(営業拠点)、海外拠点 |
採用データ
| 新卒採用数(年間) | 約160名(技術系139名・営業管理系22名) |
| 技術系比率 | 約87% |
| 選考プロセス | ES → 適性検査 → 面接2〜3回 |
| 推定倍率 | 約20〜30倍(非公開、推定) |
| 主な採用大学(推定) | 旧帝大・東工大・早慶・東京理科大・関西圏理系大学 |
| 学系比率 | 理系が大半(化学・材料・物理・機械)、文系は営業管理系のみ |
素材メーカー比較
| 日東電工 | 信越化学 | 住友化学 | 旭化成 | |
|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 7,783億円 | 約2.4兆円 | 約2.3兆円 | 約2.4兆円 |
| 営業利益率 | 約20% | 約30% | 約2〜5% | 約4〜6% |
| 平均年収 | 834万円 | 約900万円 | 約720万円 | 約760万円 |
| 主力製品 | 偏光フィルム・粘着テープ・RO膜 | シリコンウェハー・塩ビ | 農薬・石油化学・IT材料 | 住宅・医療・電子部品 |
| 新卒採用 | 約160名 | 約150〜200名 | 約100〜150名 | 約200〜300名 |
| 本社 | 大阪府茨木市 | 東京都千代田区 | 東京都中央区 | 東京都千代田区 |
※各社の有価証券報告書・公開情報より。FY2024〜FY2025の数値を使用。
ひよぺん対話
年収834万円って素材メーカーとしてはどのくらい?
化学・素材メーカーの中では明らかに上位。比較すると——
・日東電工: 834万円(平均年齢40.9歳)
・信越化学: 約900万円(業界最高水準)
・AGC(旭硝子): 約905万円
・旭化成: 約760万円
・住友化学: 約720万円
・東レ: 約720万円
「同規模の化学メーカーより100万円以上高い」のが日東電工の特徴。これは営業利益率20%という高収益が給与に反映されているから。「利益が出ている会社は社員にも還元する」という典型例。
採用160名って少なくない?入るの難しい?
大手メーカーとしてはやや少なめの採用枠。倍率は公開されていないが、化学系学生からの人気を踏まえると20〜30倍程度と推定。
採用構成の特徴:
・技術系139名(約87%): 化学・材料・物理・機械系の学生が主体
・営業管理系22名(約13%): 文系採用は非常に少ない
採用大学はデータ公開されていないが、化学系が強い旧帝大・東工大・早慶・理科大などが多いとみられる。「化学専攻で大学院まで行った人」が最も採用されやすい。
逆にいえば、しっかり企業研究して「日東電工でやりたい技術・事業」を語れれば、一般的な大手よりはチャンスがある。
7,783億円の売上ってどのくらいの規模感?
身近な比較で——
・任天堂の売上が約1.5兆円。日東電工はその約半分
・スターバックスジャパンの売上が約1,700億円。日東電工はスタバ日本法人の4.5倍
・1日の売上に換算すると、日東電工は毎日約21億円売り上げている計算
素材メーカーとしては中堅〜大手の規模。信越化学(2.4兆円)やAGC(2兆円)より小さいが、利益率では圧倒している。「規模は一歩劣るが、稼ぐ力では業界トップ水準」という位置づけ。
残業は多いの?有給とれる?
社員の口コミ等からの推測では——
・残業: 月20〜30時間程度(化学メーカーとして標準的)
・研究開発部門は実験のタイミングで繁忙期と閑散期の波がある
・有給取得率: 概ね70〜80%台(化学メーカー平均と同水準)
・フレックスタイム制を導入しており、研究職は柔軟な働き方が可能
「超ホワイト」とは言えないが、「過酷なブラック」でもない。高収益ゆえに不合理なコスト削減や無駄な残業を強いる文化は少ない印象。「化学メーカーとして普通のWLB」と理解しておくのが現実的。