数字で見るみずほ

ESや面接で使える定量的な事実を整理した。FY2024純利益8,854億円(過去最高)、FY2025予想1.13兆円(初の1兆円超え)——みずほの「復活」を数字で確認する。

知っておきたい数字

8,854億円
純利益(FY2024・過去最高)
FY2025予想は1兆1,300億円(初の1兆円超え)
823万円
平均年収(銀行単体・平均40.3歳)
総合職は30代後半で1,000〜1,200万円
約53,000
グループ連結従業員数
銀行・信託・証券・RT・アセマネ等を含む
約1,034
2025年秋内定者数(グループ全体)
推定倍率 約70倍
約283兆円
総資産
3メガバンクで3位(MUFG約400兆、SMBC約306兆)
8.6%
ROE(FY2024実績)
中計目標の8%超を前倒し達成

5カンパニー別 利益構成(FY2024実績ベース)

みずほは5カンパニー制で事業を運営。リテールが最大規模、CIBC・GCIBCがコーポレートの中核、GMCが金利上昇で急成長中。

リテール・事業法人(RBC) 約30%

個人・中小企業向け。住宅ローン、預金、資産運用、中小企業融資。支店ネットワーク約460拠点が基盤。

コーポレート&IB(CIBC) 約25%

旧興銀DNA。大企業・金融機関向け融資、M&Aアドバイザリー、シンジケートローン、社債引受。

グローバルCIB(GCIBC) 約20%

海外40カ国の法人金融。プロジェクトファイナンス世界トップ10。クロスボーダーM&A。成長ドライバー。

グローバルマーケッツ(GMC) 約18%

為替・債券・デリバティブのトレーディング、ALM。金利上昇局面でトレーディング収益が急拡大中。

アセットマネジメント(AMC) 約7%

アセットマネジメントOne。投資信託・年金運用。第一生命との合弁。業務粗利益439億円。

※業務粗利益ベースの概算。AMCの業務粗利益は439億円。FY2024はRBC +8.9%、CIBC +16.2%、GCIBC +大幅増と全カンパニーが成長。

給与・待遇

項目みずほ銀行備考
平均年収823万円有報ベース・平均40.3歳・勤続16.3年
初任給(学部卒)280,000円2026年春入社から引上げ(旧260,000円)
初任給(修士卒)300,000円2026年春入社から引上げ(旧280,000円)
初任給(博士卒)380,000円2026年春入社から引上げ(旧300,000円)
賞与年2回業績・個人評価により変動(45万〜600万円)
社宅・住宅補助月5〜8万円年間60〜96万円の「隠れ年収」
退職金勤続30年で2,500万円超確定給付年金+確定拠出年金

※初任給はMUFG・SMBCの30万円(学卒)より2万円低い。博士卒の初任給引上げ幅が最も大きい(+8万円)。

年収モデル(年次別の実態)

年次年齢役職年収目安備考
1年目22新入社員420〜480万円初任給 学卒280,000円+賞与
3年目25若手500〜600万円支店配属、資格取得ラッシュ
5年目27中堅手前600〜750万円本部異動 or 海外研修
8年目30主任・調査役750〜950万円海外駐在時は1,100〜1,400万円
10年目32課長級950〜1,200万円法人RMやチームリーダー
15年目37次長級1,200〜1,400万円平均年収823万円を大きく上回る
20年目42部長級1,500〜2,000万円支店長 or 本部部長
25年目〜47〜役員級2,000〜5,000万円執行役員、グループ会社幹部

業績推移(直近3期)

指標FY2022FY2023FY2024
経常利益約7,896億円9,140億円1兆1,681億円
当期純利益5,555億円6,789億円8,854億円
ROE8.6%
連結従業員数51,212人52,307人52,554人

※FY2022=2023年3月期、FY2023=2024年3月期、FY2024=2025年3月期。3期連続で純利益増加。FY2025予想は1兆1,300億円。

3メガバンク定量比較

指標MUFGSMBCみずほ
純利益(FY2024)1.86兆円1.18兆円0.89兆円
FY2025予想2.0兆円1.3兆円1.13兆円
総資産約400兆円約306兆円約283兆円
連結従業員数約120,000人約85,000人約53,000人
平均年収(銀行単体)856万円892万円823万円
初任給(学卒・2026春)300,000円300,000円280,000円
海外利益比率約45%約35%約25%
経費率(CIR)約60%約55%約65%
ROE(FY2024)約9.3%約8.0%8.6%
FY2024→FY2025 利益成長率+8%+10%+28%
特徴最大規模・グローバル最高効率・スピード変革チャレンジ・成長率トップ

※数値はFY2024実績ベースの概算。みずほは規模・効率で3位だが、利益成長率は3行トップ。FY2025は3メガバンク全てが純利益1兆円超えの見込み(邦銀史上初)。

採用データ

項目データ備考
グループ全体(2025年秋内定)約1,034名2022年約300名から大幅増
オープンコース約550名全国営業店で基礎を学ぶ総合職
GCFコース約20名M&A・コーポレートファイナンス特化
GFIコース約15名フィンテック・DX推進
GMコース少数マーケッツ部門(トレーダー・セールス)
推定倍率約70倍全面接通過率 約10%
男女比(従業員全体)約5:5

※採用データはメディア推計を含む。GCF・GFI・GMコースの倍率は100〜200倍と推定。ES通過率は約77%、一次面接通過率は約27%。

ひよぺん対話

ひよこ

みずほの年収ってぶっちゃけどのくらい? メガバンク最下位って聞いたけど...

ペンギン

平均年収が最下位なのは事実。ただし「一般職含む全社員平均」と「総合職の実態」は違う

💰みずほ銀行の総合職リアル年収モデル
・1年目:420〜480万円(初任給28万円+賞与)
・3年目:500〜600万円
・5年目:600〜750万円
・8年目(主任・調査役):750〜950万円
・10年目(課長級):950〜1,200万円
・15年目(次長級):1,200〜1,400万円
・20年目(部長級):1,500〜2,000万円
・25年目〜(役員級):2,000〜5,000万円

確かにMUFG(初任給30万円)やSMBC(初任給30万円)より入り口は2万円低い。5年目くらいまでは年間30〜50万円の差がある。でも管理職以降は個人の評価と配属先で差がつき、メガバンク間の年収差は縮まる。

福利厚生面では:
社宅・住宅補助:月5〜8万円(年間60〜96万円の「隠れ年収」)
退職金:勤続30年で2,500万円超
企業年金:手厚い

生涯収入で比較すると3メガバンクの差は総額5,000万円以内に収まるとされる(50年スパン)。年収だけでメガバンクを選ぶなら正直SMBCが最適解。みずほを選ぶ理由は年収以外にあるべき

ひよこ

みずほの採用って難しい? どのくらいの倍率?

ペンギン

メガバンクは採用人数が多い分「入りやすい」イメージがあるけど、実態は年々難化しているよ:

📊みずほの採用データ
・オープンコース:約550名
・GCFコース(M&A・コーポレートファイナンス):約20名
・GFIコース(フィンテック・DX):約15名
・GMコース(マーケッツ):少数
・グループ全体(2025年秋内定):約1,034名
・推定倍率:約70倍
・ES通過率:約77%、一次面接通過率:約27%

📊選考の特徴
「なぜ銀行?」「なぜメガバンク?」「なぜみずほ?」の3段階を論理的に説明できることが最低条件
・特に「なぜみずほ?」でMUFG・SMBCとの違いを具体的に語れるかが合否を分ける
・GCF・GFI・GMコースは倍率が非常に高い(100〜200倍と推定)
・「システム障害を知った上で、なぜ志望するのか」は頻出質問

みずほは近年採用人数を増やしており(2022年約300名→2025年約1,034名)、門戸は広がっている。ただし上位コースの難易度は依然として高い。

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