数字で見る前田建設工業

ESや面接で使える数字を整理。単体4,938億円とインフロニアHDグループ8,475億円——両方を使いこなす。

知っておきたい数字

4,938億円
単体売上高(FY2025)
前年比+13.2%増収
8,475億円
インフロニアHD連結売上(FY2025)
グループ全体の規模
1,023万円
平均年収
平均年齢43.7歳・準大手トップ水準
270億円
営業利益(FY2025)
営業利益率約5.5%
103名
2025年度新卒採用(前年実績)
技術系中心、事務系少数
1919年
創業年
100年超の歴史・インフロニアHD傘下

事業セグメント別売上

土木工事 60%

約2,963億円——道路・橋梁・ダム・トンネル。前田建設の原点

建築工事 22%

約1,086億円——工場・公共施設・オフィスビル

PPP/PFI・再エネ・その他 18%

約889億円——長期収益の柱として拡大中

業績推移(直近3期)

FY2023FY2024FY2025
売上高(単体)約4,089億円約4,362億円4,938億円
営業利益約185億円約317億円270億円(減益)
営業利益率約4.5%約7.3%約5.5%

※FY2024の営業利益が高かった理由は収益性の高い案件が集中したため。FY2025の減益はその反動であり、売上自体は過去最高更新。

給与・待遇

平均年収1,023万円(平均年齢43.7歳)
初任給(大学卒)約290,000〜300,000円(目安)
初任給(修士了)約310,000〜320,000円(目安)
賞与年2回
勤務地本社(東京・千代田区)、全国の支店・現場
社宅・寮完備

採用データ

新卒採用規模約100名前後(FY2025実績103名)
技術系職種土木・建築・電気・機械・情報
事務系職種総合職(営業・経営企画・PPP/PFI・財務)
選考プロセスES → 適性検査 → 面接2〜3回
インターンシップあり(夏・冬。現場見学・PPP/PFI業務体験型)

インフロニアHDグループ比較

前田建設工業前田道路前田製作所
事業内容建築・土木・PPP/PFI・再エネ道路舗装・道路建設建設機械・特殊車両製造
売上高4,938億円約3,500億円約400億円
強み総合建設・脱請負戦略道路舗装業界最大手級クローラクレーン等の製造
上場状況インフロニアHD傘下(廃止)東証プライム(独立上場)非上場

ひよぺん対話

ひよこ

平均年収1,023万円って準大手ゼネコンとしてはかなり高くない?

ペンギン

準大手の中ではトップ水準。なぜ高いかの背景を知っておこう——

PPP/PFI事業の高付加価値: 通常の請負工事より利益率が高い事業が収益を押し上げ
土木技術の専門性プレミアム: ダム・長大橋梁は参入障壁が高く、適切な価格で受注できる
価格転嫁の進展: 業界全体で「安く受注して赤字」体質からの脱却が進み、利益率が改善

比較してみると——
・スーパーゼネコン(鹿島): 1,185万円
前田建設工業: 1,023万円(平均年齢43.7歳)
・戸田建設: 941万円
・安藤ハザマ: 約900万円(推定)

「準大手」という響きより実際の年収は高い。ただし残業代込みの数字なので、基本給と残業代の内訳を採用説明会などで確認すること。

ひよこ

インフロニアHDの売上8,475億円と前田建設工業の4,938億円って、どっちが「会社の規模」として正しいの?

ペンギン

両方「正しい」——見方の違い。

インフロニアHD(連結): 8,475億円
→ 前田建設工業+前田道路+前田製作所などのグループ合計
→ 「このグループに属している」という全体像
→ 面接で「どのくらいの規模の会社か」を聞かれたら、インフロニアHDグループとして答えるのが適切

前田建設工業(単体): 4,938億円
→ 自分が実際に入社する法人の規模
→ 給与・評価・日常の仕事はこの会社の制度

面接での使い方——
「インフロニア・ホールディングスグループ(売上8,475億円)の中核企業として、前田建設工業は土木・建築・PPP/PFI・再エネで総合インフラサービスを提供しています」

両方の数字と関係性を理解して語れると、就活生の中でも理解度が高く見られる

もっと詳しく知る