星野リゾートの仕事内容を知る

「多能工」「OMOレンジャー」「旅館再生」——普通のホテルでは経験できない4種類の仕事のリアルを解説します。

🏨 宿泊・接客(多能工) フロント・清掃・料飲・アクティビティを一人でこなす 🏚️ 旅館再生・新規開業 廃業旅館の再生・新ブランドの立ち上げ 🌆 OMOレンジャー・体験設計 地域の魅力を掘り起こし「旅のテンション」を作る 📊 経営企画・マーケティング データ分析・価格戦略・新ブランド開発

プロジェクト事例で知る仕事のリアル

旅館再生 廃業危機の温泉旅館

廃業寸前の旅館を「界」ブランドに変革する旅館再生プロジェクト

施設オーナーから経営だけを委託された旅館に、星野リゾートのブランド・オペレーション・人材を注入。「地域の文化×温泉×食」を組み合わせた界ブランドのコンセプトを注入し、廃業寸前の旅館を黒字化する。既存スタッフの再教育・メニュー改定・客室改装・マーケティング戦略の構築まで一気通貫で担当。

👤 若手の関わり方 再生チームのメンバーが現地に赴任・常駐してオペレーション改革を主導。「旅館をゼロから作り上げる」達成感がある。
OMOレンジャー 東京・大阪・京都等の都市OMO

OMOレンジャーとして「地域の隠れた魅力」を発掘・設計する

OMOホテルの名物スタッフ「OMOレンジャー」は、地域の面白スポット・老舗店・ローカルフードを自分の足で掘り起こし、宿泊客を案内するガイド。担当エリアの地域調査・ツアーコンテンツの設計・ゲストとのコミュニケーションが主な仕事。「観光ガイド×ホテルスタッフ×地域コーディネーター」の融合職種。

👤 若手の関わり方 OMOレンジャーは担当エリアの専門家として、宿泊客に「知る人ぞ知る体験」を提供。地域への深い愛着と探求心がある人に向いている。
経営企画 全国・海外展開

新施設の立ち上げ——バリ「星のや バリ」等の海外展開プロジェクト

星野リゾートは国内に留まらず「星のや バリ」等の海外展開も進めている。新施設の立地選定・コンセプト策定・建築デザイナーとの協業・ブランド戦略の設計・開業後の収益計画まで、経営企画チームが主導。「旅の目的地」となる施設を0から作り上げる仕事で、3〜5年かけて1プロジェクトを育てる。

👤 若手の関わり方 経営企画・開発チームが新施設のフィジビリティスタディ(採算性評価)・スキームの設計・パートナー交渉・ブランディングを担当。
データ活用 全70施設のデータ統合

変動価格制の最適化——18億円投資の自社予約システムを活用

18億円を投資して内製開発した自社予約システムで、全施設のリアルタイム稼働率・客単価・予約パターンを把握。需要に応じた変動価格(Yield Management)を実施し、同じ部屋でも繁忙期・閑散期で価格を大きく変える。データチームがアルゴリズムのチューニング・A/Bテスト・価格戦略の立案を担当。

👤 若手の関わり方 マーケティング・データサイエンスチームが価格最適化・需要予測・顧客セグメント分析を担当。文理不問だが数字への関心が不可欠。

事業領域の全体像

🏨

宿泊・接客(多能工制度)

国内外の宿泊客

星野リゾート独自の「多能工」制度では、1人のスタッフがフロント・清掃・料飲・アクティビティガイド等、複数の業務をこなせるように訓練される。「1種類の仕事しかしたくない」人には向かないが、「ホテルの仕事を丸ごと覚えたい」人には最高の環境

採用比率
最多職種 多能工
🏚️

旅館再生・新規開業

施設オーナー・旅館スタッフ・地域

廃業危機の旅館に星野ブランドとオペレーションを注入して黒字化する。現地に赴任・常駐してゼロから変革する。経験を積んだスタッフが「旅館再生のエキスパート」として各地の案件を渡り歩く。少数精鋭チームで動く達成感の高い仕事。

重要度
成長の核心 星野のDNA
🌆

OMOレンジャー・体験設計

宿泊客・地域コミュニティ

「OMOレンジャー」として地域の魅力を掘り起こし、宿泊客を案内する独自職種。東京・大阪・京都などの都市部でのOMO展開に伴い増加中。地域調査・ツアー設計・ガイドを一手に担う。従来の「フロントスタッフ」とは全く異なる職種。

成長度
OMO拡大中
📊

経営企画・マーケティング・データ

全施設・経営陣・オーナー企業

変動価格の管理・新施設の立ち上げ・マーケティング戦略を本社機能として担う。18億円投資の自社予約システムを活用したデータ分析。海外展開(バリ等)の経営企画・現地パートナー交渉。少数精鋭の本社チーム。

重要度
少数精鋭

ひよぺん対話

ひよこ

「多能工」ってどういう意味?入社したら全部の仕事を一気にやらなきゃいけないの?

ペンギン

最初から全部はやらない。段階的にトレーニングで覚えていく。最初はフロントから始まって、次に清掃・次にレストランサービス、という順序で習得していく。完全に多能工になるまでに1〜2年かかる。「なぜ多能工が必要か」——それは人件費の効率化だけでなく、「ホテルの仕事を全部知っているスタッフが、最高のサービスを提供できる」という哲学がある。たとえばチェックインをしながら「今日の料理は何がいいか」「おすすめのアクティビティは何か」まで一人で答えられるスタッフは、お客様にとって「信頼できる人」になれる。

ひよこ

OMOレンジャーって面白そうだけど、ずっとその仕事をし続けるの?それとも異動がある?

ペンギン

OMOレンジャーは「担当エリアのプロ」という特殊なポジション。東京赤坂のOMOを担当するなら、赤坂・六本木・麻布エリアの専門家として深く関わる。異動があれば別のOMOやブランドに移ることもある。面白いのは「自分が面白いと思うものをコンテンツ化できる」点。「この路地裏の中華屋がすごい」「この神社は〇〇の時にだけ見られる光景がある」という個人の知識・趣味がそのまま仕事になる。「地域を掘り下げるのが好き」という人に超刺さる仕事だよ。

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