予算規模と待遇で見る内閣府

7,522億円の使い道と、内閣府職員の年収・採用の実態。

知っておきたい数字

7,522億円
内閣・内閣本府等予算(FY2026)
地方創生交付金1,000億円含む
約2,900人
職員数(出向含む)
プロパー職員は少数
30.1万円
本府省採用初任給(2025年)
本府省手当含む・税込
10〜15名
総合職採用数(年間)
少数精鋭の採用規模

予算配分の内訳(概算)

経済財政・成長戦略 35%

地方創生交付金(1,000億円)、沖縄振興等を含む

こども・少子化対策 30%

こども家庭庁との連携分、少子化対策加速化プラン

宇宙・科学技術・防災 25%

宇宙政策(JAXA調整分)、防災対策費等

その他(男女共同参画・孤独等) 10%

男女共同参画、孤独孤立、北方領土等

国家公務員の給与体系(内閣府共通)

年次・役職年収目安備考
1年目(係員)400〜450万円初任給30万1,200円+各種手当
5年目(係長)500〜600万円昇給+昇格
10年目(課長補佐)700〜850万円管理職手当加算
15〜20年目(課長)950〜1,200万円指定職俸給表への移行

採用データ

項目内容
採用区分国家公務員総合職(法律・経済・工学・農業科学等)
年間採用人数総合職10〜15名程度(出向者は別途)
文理比率法律・経済系が中心、理系(宇宙・科技分野)も採用
男女比近年は女性採用比率の向上を推進(国家公務員全体で約35%)

ひよぺん対話

ひよこ

内閣府の予算7,522億円って多いの少ないの?

ペンギン

省庁別では中規模。財務省・国土交通省・厚生労働省等の方が大きい。ただし内閣府は「お金を使う省庁」というより「方向性を決める省庁」。地方創生交付金のような大きな予算も持つけど、それよりも「各省庁を動かす」政治的な影響力が内閣府の本質的な力だよ。

ひよこ

初任給は?他の省庁と違う?

ペンギン

俸給表は全省庁共通。本府省採用の場合、2025年人事院勧告ベースで30万1,200円(本府省手当含む)。これに各種手当が付くから手取りは24〜25万円程度。省庁によって差はないけど、本府省勤務は地域手当が最大20%つくから地方採用より有利。

ひよこ

採用人数は少ないって聞いたけど、合格難易度は?

ペンギン

内閣府は年間10〜15名程度。国家総合職に合格した後、各省庁の「内々定」を得る「官庁訪問」で内閣府を選ぶ人数がこのくらい。試験自体は国家総合職試験(法律・経済・工学等の区分)を突破してから官庁訪問へ進む。内閣府は「省庁横断テーマへの情熱」が評価されやすい。

ひよこ

残業代はちゃんと出る?

ペンギン

国家公務員は超過勤務手当(残業代)が支給される制度がある。ただし実態として「全額支給」されるかは部局と時期によってムラがある。2025年以降、政府は管理職以下の超過勤務手当の予算を増やしてきたから、以前より改善傾向。それでも国会対応ピーク時の激務は覚悟しておいた方がいい。