3分でわかるBCG
企業の社長・取締役の「右腕」として、経営の最上流で意思決定を支える——日本最大の戦略コンサルティングファーム。
MBB(世界3大戦略ファーム)× 日本最大 × デジタル・AIで差別化
MBB(世界3大戦略ファーム)の中のBCG
MBB = マッキンゼー・BCG・ベインの3社。コンサル業界の頂点に立つ「戦略コンサル」。BCGはMBBの中で日本最大の規模を持ち、デジタルBCG・BCG GAMMAで「戦略×テクノロジー」の融合を先行している。
3つのキーワードで理解する
MBBの「B」——日本最大の戦略コンサルティングファーム
マッキンゼー(M)・BCG(B)・ベイン(B)を総称して「MBB」と呼ぶ。コンサル業界の頂点に立つ3社。BCGは日本に5拠点・約1,000人を擁し、MBBの中で日本最大の規模。BIG4のように数千人規模ではなく、少数精鋭で経営の最上流に関わる。
デジタルBCG × BCG GAMMA——「戦略×テクノロジー」の融合
BCGは戦略ファームでありながら、デジタルBCG(DX支援)とBCG GAMMA(AI・データサイエンス)を持つ。AI関連売上はグローバル全体の約20%。「戦略だけ描いて終わり」ではなく、デジタル・AIを使って実行まで支援する新しい戦略ファームの姿。
経営学の教科書を作った会社——PPM・経験曲線の生みの親
「PPM(プロダクト・ポートフォリオ・マネジメント)」「経験曲線」「タイムベース競争戦略」——大学の経営学で習う概念の多くがBCG発。経営戦略を「学問」にした会社であり、理論と実践の両方で業界をリードする。
身近な接点 — BCGが関わる場面
大手通信キャリアの料金戦略の裏にBCGがいることも。MVNO参入判断や新プラン設計を支援
大手製薬会社がどの疾患領域に投資するか——その意思決定をBCGが支援している
自動車メーカーの電動化戦略・CASE対応をBCGが支援。あなたの次の車がEVかどうかにもBCGが関わる
全国チェーンの「どこに出店するか」「何を売るか」の意思決定にBCGのデータ分析が使われている
ひよぺん対話
戦略コンサルって何?BIG4のコンサルと何が違うの?
一言で言うと、「社長の相談相手」。
・戦略コンサル(MBB): CEO・取締役が「何をすべきか」を考える段階で関わる。少数精鋭(3〜5人のチーム)で2〜4ヶ月の短期プロジェクト
・総合コンサル(BIG4): 戦略が決まった後の「どうやるか」まで含めて支援。数十〜数百人のチームで半年〜数年の大型プロジェクト
例えるなら——
・MBB = 名医が診断を下す。「この病気にはこの治療が最適」と提言
・BIG4 = 総合病院が診断から手術まで全部やる
BCGのプロジェクトは「この事業を売却すべきか?」「10年後の成長戦略は?」といった、企業の命運を左右する意思決定に関わるものが中心。だから少数精鋭で、1人1人の貢献が大きいんだよ。
新卒で入れるの?どんな人が受かるの?
新卒採用は年間20〜30人。倍率は数百倍。正直、日本で最も入るのが難しい会社の一つ。
受かる人の特徴は——
・論理的思考力が飛び抜けている: ケース面接で「初見の問題を構造化して解く力」が問われる
・東大・京大・海外大が大半: ただし学歴はフィルターに過ぎず、最終的にはケース面接の出来で決まる
・理系院卒が意外と多い: 数理的な分析力が強いため。文系も入れるが、論理力は必須
ただしBCGはMBBの中では最も採用人数が多い。マッキンゼーが30〜40人、ベインが15〜25人に対し、BCGは20〜30人。日本最大の戦略ファームだけあって、MBBへの「入口としては最も広い」よ。
ぶっちゃけ年収はどのくらい?
MBBは日本で最も年収が高い企業群の一つ。BCGの場合——
・初年度(アソシエイト): 約700万円
・3年目(シニアアソシエイト): 約1,000〜1,300万円
・5〜7年目(プロジェクトリーダー): 約1,500〜2,000万円
・10年目〜(プリンシパル): 約2,500〜3,500万円
・パートナー: 5,000万円以上
BIG4(初年度580〜665万円)と比べて初年度は少し上、3年目以降は圧倒的に差が開く。ただしその分「Up or Out」が厳しく、平均在籍年数は3〜5年。長く残れる人は少ないよ。