仕事内容を知る
Apple Japanの仕事は大きく3つ。「ブランドの最前線であるApple Store」「日本市場を動かすコーポレート」「製品を作るエンジニアリング」——新卒の入り口は主にApple Store。
3つの事業領域
Apple Store(リテール)
エンドユーザー・ビジネス顧客日本国内10店舗のApple Storeでの仕事。スペシャリスト(接客・販売)、テクニカルスペシャリスト(Genius Bar)、クリエイティブ(Today at Apple講師)等の職種がある。単なる販売ではなく「Apple体験の提供者」としてブランドを体現する仕事。新卒の多くがここからスタートする。
コーポレート
キャリア(docomo/au/SoftBank)・法人顧客・メディアApple Japan本社(六本木)でのビジネス職。マーケティング、法人営業、チャネル営業(キャリア・量販店担当)、PR、法務等。日本市場向けのマーケティング施策やキャリアとの協業を担う。ただし戦略の大枠は本社(クパティーノ)が決めるため、日本独自の裁量は限定的。主に中途採用。
エンジニアリング
社内(本社の開発チーム)Apple Japanには一部のエンジニアリングポジションがある。日本語NLP(自然言語処理)、Siri日本語対応、Maps日本データ等、日本市場に特化した技術開発。横浜のテクノロジー開発センターでハードウェア関連の開発も行われている。高い専門性が求められ、新卒採用は極めて少ない。
ひよぺん対話
Apple Storeのスペシャリストって具体的に何するの?レジ打ち?
レジ打ちとは全然違うよ。Appleは「売る」ことを目標にしてない。スペシャリストの仕事は「お客様が最適な製品と出会う体験を作ること」。来店したお客様の話を聞いて、iPhoneが必要なのかMacが必要なのかを一緒に考える。売上ノルマはなく、「この人には今は買わない方がいい」と提案することすらある。その代わりNPS(顧客満足度)を重視。Today at Appleでは写真教室やプログラミング講座を開催することも。
Apple Storeから本社に異動できるの?
可能だけど簡単ではないよ。Apple Storeで実績を積んで、マネージャー → シニアマネージャー → マーケットリーダーとリテール内で昇進する道がメイン。コーポレートへの異動は社内公募制度を使うことになるけど、競争は激しい。ただしリテール経験者が持つ「顧客理解」はコーポレートでも価値があるから、チャンスがゼロではない。キャリアの引き出しを増やすために、リテール以外のスキル(データ分析、語学等)を並行して磨くのが大事だね。
Appleの秘密主義って本当?仕事でストレスにならない?
本当だよ。Appleは社内でも「知る必要のある人だけが知る」文化。新製品の情報は発表日まで極秘で、社内の別チームにすら共有されない。コーポレート職だと「自分が関わっているプロジェクトの全体像が見えない」こともある。これをストレスに感じる人もいるし、「世界が驚くサプライズの一端を担っている」とワクワクする人もいる。秘密主義に耐えられるかどうかは、Appleで働く上で意外と大きなポイントだよ。