味の素の仕事内容を知る

調味料でアジアと南米の台所を支え、冷凍ギョーザで日本の食卓を変え、ABFで世界の半導体を動かす。
「入社したらどんな仕事をするのか」をプロジェクト事例ベースで解説。

プロジェクト事例で見る仕事

海外マーケティング タイ市場・調味料シェアNo.1

タイ「Ros Dee」ブランドのリニューアル戦略

タイで調味料シェアNo.1を誇る「Ros Dee」のパッケージ・フレーバーリニューアル。現地の食文化と消費者インサイトを徹底分析し、タイの家庭料理に最適化した新ラインナップを投入。現地法人のマーケティングチームと東京本社の連携プロジェクト。

👤 若手の関わり方 若手は現地消費者のリサーチ(家庭訪問・試食会)を担当。現地マーケターと協業し、データ分析から商品コンセプトの策定まで参画
冷凍食品開発 冷凍ギョーザ・カテゴリーNo.1

「油なし・水なし冷凍ギョーザ」の次世代開発

味の素の冷凍ギョーザは「油も水もいらない」革命で冷凍食品カテゴリーNo.1に。生産技術・R&D・マーケティングが連携し、さらなる進化(焼き上がりの改善、フレーバー拡充)に取り組む。特許技術の塊で競合が真似できない参入障壁を構築。

👤 若手の関わり方 若手R&Dは焼成プロセスの最適化実験を担当。工場の生産ラインとの調整、消費者テストの設計・分析まで
電子材料 ABF・PC向け世界シェアほぼ100%

ABF(味の素ビルドアップフィルム)の増産・新規用途開発

半導体パッケージ基板の層間絶縁材料としてPC向けで世界シェアほぼ100%。AI・データセンター向けハイエンドサーバーへの用途拡大を推進。生産能力の増強と次世代ABFの開発を並行して進める。

👤 若手の関わり方 若手は材料の特性評価実験や、半導体メーカーとの技術ミーティングに参加。化学系・材料系の専門知識を活かせるポジション
営業・提案 国内家庭用調味料事業

スーパー・量販店向け棚割り提案プロジェクト

「ほんだし」「Cook Do」などの家庭用調味料について、スーパーのバイヤーに売場レイアウト最適化を提案。POS データと消費者購買行動データを分析し、売上を最大化する棚割りを設計。メーカー営業の真髄といえるプロジェクト。

👤 若手の関わり方 若手営業は担当エリアのスーパー本部を訪問し、データに基づいた提案資料を作成。店頭販促(試食イベント等)の企画・実施も担当

事業領域

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調味料・食品事業

スーパー・コンビニ・業務用(飲食店・食品メーカー)・海外消費者

味の素グループの売上の約59%を占める中核事業。日本では「味の素」「ほんだし」「Cook Do」「クノール」などの家庭用調味料と、飲食店・食品メーカー向けの業務用調味料を展開。

海外では各国の食文化に合わせたローカルブランドを多数保有。タイ「Ros Dee」、ブラジル「Sazon」、インドネシア「Masako」、フィリピン「AJI-GINISA」など。東南アジアと南米で圧倒的なシェアを持ち、グローバル成長の柱。若手は営業(スーパーへの提案)やマーケティング(ブランド戦略)、海外事業企画に配属されることが多い。

売上構成
59%(8,960億円)
🥟

冷凍食品事業

スーパー・コンビニ・業務用・北米市場

味の素冷凍食品として国内冷凍食品市場でトップクラスのシェア。「ギョーザ」は「油も水もいらない」技術でカテゴリーNo.1。から揚げ・炒飯・エビシューマイなど主力商品多数。

北米ではアジアンフードブランドを展開し、海外冷凍食品事業の成長を加速中。工場は国内に4拠点+海外。若手は営業(量販店への新商品提案)、マーケティング(新商品企画)、生産技術(工場の効率改善)に配属。

売上構成
19%(2,893億円)
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ヘルスケア等事業

半導体メーカー・製薬企業・スポーツ選手・一般消費者

アミノ酸技術を起点にした高付加価値事業の集合体。①電子材料: ABF(味の素ビルドアップフィルム)。PC向け半導体パッケージ基板の絶縁材料でほぼ世界シェア100%。利益率50%超。②バイオファーマサービス: 製薬企業向けのアミノ酸・培地(バイオ医薬品製造用)。③機能性食品: アミノバイタル等のサプリメント。

売上構成は約21%だが、利益貢献度は売上比率以上。特にABFはAI・データセンター需要で急成長中。理系の若手は素材開発や品質評価に、文系の若手はバイオファーマの営業・企画に配属される可能性がある。

売上構成
21%(3,283億円) 高利益率

ひよぺん対話

ひよこ

入社したら最初はどんな仕事するの?やっぱり営業?

ペンギン

文系は営業(Sales/Business)配属が多いね。2025年度の新卒150名のうち、Sales/Businessが49名で最多。スーパーのバイヤーに「ほんだしの新商品、この棚位置で展開しましょう」と提案したり、業務用で飲食チェーンに調味料を納入する交渉をしたり。

理系はR&D(56名)か生産(32名)。R&Dは新しいフレーバーの開発、アミノ酸の応用研究、ABFの素材開発など。生産は工場でのプロセス改善や品質管理。あとは少数だけど財務・法務・知財・デジタル・新事業開発(13名)もあるよ。

ひよこ

海外で働けるチャンスってある?

ペンギン

めちゃくちゃある。味の素は海外売上65%超で、26の国・地域に拠点を持ってるから、食品メーカーの中では海外キャリアのチャンスがトップクラス。特にタイ・インドネシア・ブラジル・ベトナムが主要拠点で、入社5〜10年目から海外駐在するパターンが一般的。

営業でも「海外事業部」に異動すれば現地法人との連携で海外出張が増えるし、R&Dでも海外の研究所への派遣がある。英語は必須だけど、東南アジア駐在なら現地語(タイ語・インドネシア語等)を学ぶ人も多い。

ひよこ

ABFの仕事って文系でもできるの?

ペンギン

ABFの素材開発や技術評価は理系(化学・材料系)の仕事。でも文系でもABF関連の仕事はあるよ。営業企画(半導体メーカーとの商談・契約交渉)、事業企画(市場分析・投資計画の策定)、マーケティング(ABFのブランディング・展示会企画)。ABFは今一番成長してる事業だから、ここに関わりたいなら面接で「アミノサイエンスの可能性に惹かれた」と伝えると好印象だね。

ひよこ

マーケティング職につきたいんだけど、最初から配属される?

ペンギン

食品メーカー共通の話だけど、文系は営業スタートが基本。3〜5年の営業経験を経てマーケティングに異動するパターンが多い。味の素では「現場を知っている人がマーケティングで強い」という考え方があって、スーパーの棚割り提案や消費者の反応を直接見た経験がブランド戦略に活きるんだ。

ただし味の素は年1回の自己申告制度でキャリア希望を出せるし、社内公募制度もある。「営業で3年結果を出してからマーケティングに手を挙げる」というキャリアプランを面接で語れると、現実を理解していると評価されるよ。

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