3分でわかるスリーエム ジャパン
ポスト・イットからN95マスクまで——51の技術プラットフォームで6万種の製品を生む多角化テクノロジーメーカー
1902年創業の米国3Mの日本法人。アジア初の現地法人として1960年設立
3つの事業セグメント
2024年にヘルスケア部門を分社化(Solventum)。現在はセーフティ・インダストリアル、トランスポーテーション&エレクトロニクス、コンシューマーの3セグメントに集中。
3つのキーワードで理解する
「6万種の製品」を生む51の技術プラットフォーム
3Mには接着・研磨・光学フィルム・フッ素化学など51の基盤技術がある。これらを組み合わせることで、医療用テープからスマートフォン用フィルムまで6万種以上の製品を生み出す。「イノベーションの工場」と呼ばれる所以。
2024年:ヘルスケアを分離して「新生3M」へ
2024年に医療部門をSolventum(ソルベンタム)として分社化。残る3Mはセーフティ・インダストリアル・コンシューマーの3事業に集中。BtoB製品・素材メーカーとしての色がより強まった。
N95マスクとポスト・イットで世界を知る
コロナ禍で世界中に届いたN95マスク、オフィスの定番ポスト・イット——この2つを作っているのが同じ会社というのが3Mの多様さを象徴する。「黄色いメモ帳」から「命を守るマスク」まで、3Mの技術は日常のあらゆる場面に入り込んでいる。
身近な接点
ポスト・イット
オフィスの定番メモ帳。3Mが1980年に発売した世界的ヒット商品。貼って剥がせる弱粘着剤が偶然の発明から生まれた
N95マスク
コロナ禍で世界中に供給。医療・工場現場で使われる高性能フィルタリングマスクの代名詞
スコッチテープ・マスキングテープ
工場の塗装作業から家庭のDIYまで。3Mの粘着テープ技術は世界シェアトップ級
道路の反射材
夜間の車道の白線やレーン分離板の光る部分。3Mの反射材技術が交通安全を支えている
ひよぺん対話
3Mって何の会社?ポスト・イットのイメージしかない...
ポスト・イットはその通り。でも本業の売上の半分は工場や建設現場で使う安全・産業製品。N95マスク、工場用の研磨材、電子基板を保護する特殊テープ——こういうBtoBの地味な製品が3Mの稼ぎ頭。6万種以上の製品を作っているから「3Mって何の会社か説明しにくい」のは就活生あるある。
なんで6万種もの製品が作れるの?
51の「技術プラットフォーム」が秘密。接着・研磨・フッ素・光学フィルム...これらの基盤技術を組み合わせることで無数の製品を生み出す。例えば「接着技術×医療」でサージカルテープ、「接着技術×電子材料」で基板固定テープ——同じ技術の掛け合わせで全く違う市場に展開できるのが3Mのモデル。
就活で3Mを選ぶ理由って何?
3Mで一番の強みは「商品開発・マーケティングのスピード感と自由度」。日本法人でも「こんな用途で使えるんじゃないか」と提案できるカルチャーがある。年収も平均971万円と外資メーカーの中では高水準。
ただし、2024年のヘルスケア分社化で事業が再編中。「安定した大企業」というより「変化し続けるイノベーション企業」という雰囲気が強い。